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おなじみ7つの習慣の新訳(完訳)が新たに発売されます

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

7つの習慣の新訳版が発売されます。 ひとひま です。

1989年にスティーブン・R・コヴィー博士によって書かれた書籍「7つの習慣」があります。博士が世の中の成功に関する分析を進めた結果,成功者はある原則にしたがって行動している。つまり成功には原則があり,その原則にしたがって行動することで,我々も成功することができる,というものです。

日本では1996年にジェームス・スキナーさん,川西茂さんによって翻訳された「7つの習慣」が一般的でしたが,スティーブン・R・コヴィー博士没後1年を期に,『7つの習慣』が本来 持つ「人格主義」に基づき、原書に忠実に訳し直したものが8月30日予定で発売されます。


こちらが今までお馴染みの7つの習慣です。


そしてこちらが新たに翻訳し直された7つの習慣です。

残念ながらまだ発売されていませんので,どのように変わったかは比較することができません。発売されたら内容を確認してみたいと思います。

7つの習慣とは

7つの習慣は大きく,私的成功,公的成功そしてそれらを鍛える習慣で構成されています。

私的成功

  • 第一の習慣:主体性を発揮する
  • 第二の習慣:目的を持って始める
  • 第三の習慣:重要事項を優先する

公的成功

  • 第四の習慣:Win-Winを考える
  • 第五の習慣:理解してから理解される
  • 第六の習慣:相乗効果を発揮する

私的成功,公的成功を鍛える

  • 第七の習慣:刃を研ぐ

第一から第三の習慣を通じて,依存体質から自立できる思考,行動を身につけます。これをベースとして第四から第六の習慣を通じて,人間関係に相互に働きかけながらより大きな成功につなげていくことになります。

基礎原則

7つの習慣に入る前にある基礎原則があります。

「インサイド・アウト」とは,変化とは外からもたらせるのではなく,自分の内から変わることで影響を周りにおよぼす,という考え方です。人のせいにはせず,言い訳をせず,まず自らが変わっていくことが重要です 。

パラダイム転換」とは,私達のものの見方に対する転換,視点を変えて見てみることにより,新たな見方を見つけ出すことです。ひとつ博士の言葉を紹介します。

私たちは,世界をあるがままに見ているのではなく,自分のあるがままに世界を見ているのである。

7つの習慣 より

自分が見ているものがすべてではなく,見方を変えて見ることで新たな発見があったり,解決策が見つけられたりすることができます。行き詰まったら,一歩引いてみて考えられる余裕があるといいですね。