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子供たちがバカッターとならないようにしなければ

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子供たちはソーシャル時代を生きていけるのか。 ひとひま です。

この夏の風物詩となったいわゆるバカッター騒動ですが,この騒動を分析した記事が出ていました。

「バカッター」「LINE既読」問題はなぜ起こる?ソーシャルメディア時代の同調圧力 ソーシャルメディアと承認【前編】|認められたい私、認めてくれない社会~「承認不安時代」の生き方~|ダイヤモンド・オンライン

「承認欲求」と「同調圧力」がキーワードでしょうか。

会社でもよく「まず認めること」とか「ねぎらうこと」「褒めること」とかが出てきます。自分が社会員になったばかりの頃は,そんなことは全くなかったので,自分がされていないことをする,というのはなかなかのハードルです。

一昔前はメールはメールでしたが,ソーシャル時代になり今はツイッターやLINEなどでつながりは増えたと思うのですが,心は寂しいままなのでしょうか。バーチャルなつながりは心を見たせないのだろうか。

人との結びつきが希薄な感じがあり,一人の個人として「承認」された感覚を得られないのかもしれません。その「認められたい」がために,一線を超え「ウケ」を狙ってしまうのか。その代償はあまりにも大きですね。

昔なら仲間内のウケ狙いですんでいたのが,ソーシャルメディアを使う結果として,拡散してしまうんですね。ソーシャルメディアを使っていても感覚は仲間内の井戸端会議なのだろう。

また「同調圧力」も,プレッシャーとなり周りと同じような行動をとってしまうこともあるのでしょう。いわゆる周りに乗せられて調子に乗ってしまう感覚か。日本はムラ社会意識が強く,周りに合わせてしまう傾向が高いですからね。仕事でも「過去事例」「先行他社事例」などが重視されることがあります。

子供たちは,このソーシャル時代をどうやって乗り切っていくのだろうか。どんなに伝えても結局実体験に基づかないと成長しないかもしれません。が炎上騒ぎは避けて欲しいですね。

子供たちの承認欲求を家庭内である程度満たしてあげられることができ,聞く耳を持った状態を維持できるような子育てをしていければと考えながら日々格闘しています。

まあ,現実はこんなキレイ事ではなく,もっと泥臭いバトルをくりひろげなければならないです。父としての勉強を日々しながら,実験,検証,反映の繰り返しですね。結果がでるのは20年後かな。