子供への携帯・スマホはいつから持たせるべきか(その6:最終)
年頃の携帯お悩みモードです。 ひとひま です。
携帯を今すぐ渡すかどうかは別として,子供にそのままの設定で渡すにはあまりにリスクが高すぎると思いませんか。
今回はスマホのセキュリティ対策についてまとめていきたいと思います。
対策のポイントは以下の項目になると思います。
- ウェブ閲覧に対するフィルタリング
- アプリ購入,課金に対する対策
- GPSによる所在確認
ひとひまはiPhoneユーザーなので,iPhoneでできる対応をまとめたいと思います。
ウェブ閲覧に対するフィルタリング
Safariの機能制限でもある程度のコントロールは出来ますが,一番安心なのは「あんしんねっと」を使うことになります。
カテゴリ: ユーティリティ
価格: 無料
フィルタリング設定がかなりきめ細かく行うことができます。
他にもアクセスできなかったページについて,親に「アクセス許可のお願い」する機能もあります。まとめて確認して必要に応じて許可を与えることができます。
もちろんこのままではSafariが使えてしまいますので,「機能制限」を使って,Safariを非表示(使用できなくする)にすることを忘れないようにしてください。
アプリ購入,課金に対する対策
一番簡単なのは,AppStoreとiTunesStoreを「機能制限」で非表示にすることになります。
利用の許可を前提とするならばやはり「機能制限」にて,購入可能な年齢レートを設定することができますので,こちらで不用意なアプリの購入を防ぐことができます。
次に課金対策です。
クレジットカードを登録したAppleIDを作ってしまうと,いくらでも購入できてしまいます。なのでまずはクレジットカードを登録しないでAppleIDを作成します。以下を参考にしてください。
クレジットカードを使わずに iTunes Store、App Store、iBooks Store、および Mac App Store アカウントを作成する方法
これでまずは無料のアプリは利用できるようになります。これだけでもそれなりに使えるでしょう。
有料アプリが必要な場合の対応としては,iTunesカードを購入して登録するのが簡単です。
一番安いのは1,500円です。お小遣いで買わせるのがベストでしょう。きっと大事に使います。これで音楽も買えます。まもなく終了あまちゃんのオープニングも買えます。
GPSによる所在確認
こちらは万が一の事態のための対策です。
iCloudにある「iPhoneを探す」をOnにしておきます。これによってiPhoneの所在を確認することができます。つまり今子供がどこにいるかを確認することができます。合わせて紛失した時にも役立ちます。(本来の役割はこちら)
もちろん最後は使用者のモラルの部分もあるので,日頃からどのようなことが危険なのかを話し合いながら利用させて行くのが大切なことになります。スマホ依存に陥る原因の一つは,家族とのコミュニケーション不足があるとも言われていますので,普段から子供たちの話に耳を傾け聴くことが大切になります。携帯,スマホはどこでもドアのような社会への入り口になってしまうことがあります。明るい社会もありますが,暗い社会もあります。どう使いこなすかはみなさま次第です。便利な道具ではあるので,きちんと使いこなせる子供に育てたいですね。