子供への携帯・スマホはいつから持たせるべきか(その3)
年頃の携帯お悩みモードです。 ひとひま です。
「子供への携帯・スマホはいつから持たせるべきか(その2)」で,子供の携帯の所有率について簡単にまとめて見ました。中学生ではおおよそ50%の所有率になっています。2人に1人なので,「友達がみんな持っている」と言われると,たまたま他の全員が持っている確率はあるかもしれないですね。
今回は携帯・スマホによるリスクを考えてみたいと思います。
日経BP社のITProというサイトで10代のスマホ事情についてまとめていますのでご紹介させて頂きます。
スマホ少女の憂鬱、スマホ少年の暴走~今、10代が危ない - スマホ少女の憂鬱、スマホ少年の暴走~今、10代...:ITpro
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内面的リスクと外面的リスクで整理してみます。
内面的リスク
外面的リスク
- 各種犯罪に巻き込まれる(特に性犯罪)
- いじめの加害者になる
- いじめの被害者になる
- 睡眠不足による健康被害
- 高額請求
これだけではありませんが,ちょっと考えるだけでいろいろ出てきます。
もちろん大きなメリットもあります。
リスクとどうバランスをとるかを考えたいところですが,今の状況を見ていると遅くとも高校生になったら持たせざるを得ないですが,高校生デビューというのも少々不安が残るところがあります。
自分自身が,中学,高校にこのようなツールがなく育っているので,取り入れることでどのように影響するのかイメージができないところがあります。間違いなくハマるような気はしますけどね。
ただ生身の人間同士の関係が未熟な状況で,このようなツールを持たせてしまうと,他人との適切な距離感がわからなくなるのではないかと不安になります。SNSを通じてつながる人間関係がこれからは大きな影響を及ぼしていくのはわかるのですが,会話を通じたリアルタイムでの顔色の変化を感じながら話の内容を変えたりすることもできないので,それこそ炎上コースになるような気がしてしまいます。
直接話すことでしか得られないものを,学ぶ場が減っていく流れですね。ネットならではのコミュニケーションスキルも必要なので,排除するだけではダメなのもわかるところ。
まとまりがなくなってきていますが,いずれにせよ避けては通れない道なので,接し方を学ばせながら使う道を探らなければと思い始めています。
と書きながらそういえば本日iPhone5sの発売日ですね。ついつい気になってしまうひとひまも,りんごを避けて通れない。。。