スーパーボールなど丸いものは飲み込み注意です
スーパーボールはとっても危険です。 ひとひま です。
縁日などでスーパーボールすくいがあり,たくさんてって来たりできます。とっても弾むので子供たちも大はしゃぎです。でもスーパーボールは,誤飲をするととっても危険です。
特にハイハイなど動き始めた赤ちゃんは,意外なくらい移動距離が増えたりしてしまいます。そして,手にするものを口に入れて確かめたりもします。ほどよい大きさのスーパーボールはとても口に入りやすいです。そして表面がツルツルしているので,気をつけないと誤飲につながります。
だいたいサランラップの芯より小さいものは誤飲する可能性があるのできをつけて,と言われています。今一度身の回りに放置していないか確認して見てください。
赤ちゃんの周りに無いからと言って安心しないでください。特にお兄ちゃん,お姉ちゃんがいると,ついうっかりということが発生したりします。うっかりではなく,赤ちゃんが喜ぶと思って置いてしまうこともあります。自分が楽しいのは,弟ちゃん,妹ちゃんも楽しいに違いないと思ったりします。
事あるごとに危険性のお話をしてあげるとよいかもしれません。その注意が一生の後悔を防ぐことにつながると思います。
日本小児科学会のホームページでは,子供の事故の例を紹介しています。
その中にもスーパーボールによる窒息例も紹介されています。
亡くなられた例なので読むのは辛いのですが,そうした現実が意外に身近にあることを確かめることは大切なことだと思います。
たくさんの奇跡が重なって,子供は成長しているのかもしれません。そして自分自身も。