このMOに入ってるデータはなんだろう?
机を整理していたらMOメディアが出てきました。 ひとひま です。
CD-Rが普及するとともに,衰退してしまったMOメディア。フロッピーディスクしかなかった頃に,大容量の保存ができるメディアとして脚光を浴びました。でもMOドライブがないとデータが取り出せません。
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メディアの耐久性能も高く,それこそ永久に読み出せるような勢いだった記憶がありますが,ほとんどのMOなど記憶媒体の寿命は,記憶媒体そのものの寿命よりもそれを読み出すためのドライブの寿命に依存していることがほとんどです。
ひとひまが最初に使った記憶媒体は,カセットテープです。カセットデープにデータが記憶できたんです。時々テープが伸びてしまい。「Tape Read Error」という悲しいエラーメッセージが表示されたものです。これはさすがに容量の問題や速度の問題でFD(フロッピーディスク)にとって変わられましたが,いまやそのFDは製造中止になってしまっています。
こうして記憶容量の増加とともに,記憶媒体も新しくなって来ました。
しかし企業ではしばらくデータの受け渡しにMOメディアを使っていることが多かったため,MOメディアが結構残存していたりします。
MOドライブ自体は製造中止になっており,中古以外入手することが難しい状況になっていましたが,なんとロジテックさんからWindows8やMac OS Xに対応したUSB接続のMOドライブが再発売になっています。もし中身に何が入っているかわからないMOメディアがあり,なんとか読み出したいとお考えであれば,今がチャンスかも知れません。いつまで発売されるかも未知数です。
ただし残念なことに値段が非常に高価です。見る限り定価売りの59,800円です。さすがによほどの理由がなければ買いづらいですね。
MOメディアもまだ販売していたりします。