人生しょせん暇つぶし

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香り付き柔軟剤で化学物質過敏症に注意

柔軟仕上げ

香り付き柔軟剤が大変みたいです。 ひとひま です。

つい先日ですが,香りが強めの香り付き柔軟剤による健康被害の記事が出ていました。

東京新聞:流行する香り付き柔軟剤 「過敏症」の人たち悲鳴:暮らし(TOKYO Web)

2005年あたりから香りが強い柔軟剤を選択する人が増えてきているようで,最近でもそのブームが続いています。コマーシャルを見ていても香りを強調するものが多いですね。

しかし,その香り成分は化学合成されたものからできていますが,この香りに対する過敏症により苦しめられる人が増えているそうです。

もともと動物である人間の嗅覚は,獲物のニオイなどを探るためにあるものであり,合成された香りすなわち強力な香りをかぎ続けると,嗅覚が麻痺するような気がします。当然化学物質なので,これに対するアレルギー反応が現れる人がいても不思議ではありません。

命に関わる場合もありますので,人ごとですましてしまうのもどうなのでしょうか。

それよりも心配なのは,そんな香りを赤ちゃんの頃からかぎ続けることです。もちろん個人差があるので,だれでも影響がでるとは言えないかもしれないですが,アレルギー反応には許容力があり,それを超えると急激に発症するとの話もあるので心配です。化学物質過敏症を発症してしまうと生活がかなり制限されてしまうので,できれば未然に防止したいですね。

香りは人によって,好む香りと好まない香りが異なるので,ある程度の配慮はしてもらいたいものです。

でもこういった症例は,なかなか科学的に証明しづらいようなので,発症された方の苦労が思い浮かびます。個人差の大きい症例は難しいですね。