人生しょせん暇つぶし

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電気ケトルはティファールだけではないですよ

電気ケトル

電気ケトルが大活躍です。 ひとひま です。

5年ほど前から電気ケトルを使っています。きっかけは電気ポットをつけっぱなしにしたくなかったことと,お湯を使いたいときに素早く使いたかったためです。

電気ケトルといえば「ティファール」が有名ですが,今回のオススメは国内メーカーの製品です。多少重かったりしますが,横転してもお湯漏れがしない形となっており,子どもがいる家にも安心です。

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電気ケトルって

「ケトル」はやかんのことですね。電気ケトルなので,電気で沸かすやかんです。よくホテルにあるお湯をわかすやつです。短時間にお湯が沸くのでとても便利です。電気ポットのように保温機能はありませんので,お湯を使いたいときに,必要な分だけ(それこそカップ1杯)沸かす形になります。

成りは小さいですが,お湯を短時間に沸かすため結構電気を沢山食います。うっかりするとブレーカーが落ちたりしますので気をつけましょう。

でもヤケドの事故が多いみたい

国民生活センターの報告が下記に公開されています。

電気ケトルによるやけど事故に注意!(商品テスト結果)_国民生活センター

必要な時に必要な量だけ簡単・手軽に湯が沸かせるとして、電気ケトルが注目されている。本体が転倒しても湯がこぼれにくいことや、コップ1杯分なら1分程度で沸かせることなどを特徴としているものも見られる。危害情報システムには2005年度以降2009年度(2010年3月末登録分)までに、電気ジャーポットによるやけどの事故事例が322件寄せられている。その中には、「電気ケトルに水を入れスイッチを入れたら、数分後に蒸気と熱湯が噴き出し、手の甲をやけどした」など、電気ケトルによる事例も見られた。

ティファールに代表される給湯ロックの機構がないものは,転倒時にそのままお湯がこぼれてヤケドをするケースが多いようです。また水を満水水位以上に入れてしまい,沸騰時に吹き出してヤケドを負ってしまうケースもあります。本体もかなり熱くなります。(やかんなので熱いに決まっているではないかという声もあります。)

そもそもティファールは,海外製であり日本のような環境を前提にしていません。例えば電源電圧は200V前提であり沸騰時間がさらに速いため目を離すことがあまりない,広いキッチンに置くことを前提にしておりそもそも子どもの手の届くところに置かないようです。

日本ではなんとなく,電気ポットのような感覚で床においてそのまま使っているケースもありそうですね。

本来は家電の作りに合わせた対応が必要ではありますが,ついつい忘れてしまいがちです。

日本で不安なく使える電気ケトル

では電気ケトルはつかないほうがよいかというと,使う環境に合わせたものを選択すればより安全に使うことができます。特に子どもがいる家庭ではブランドにとらわれず安全を買うべきです。

一番必要なのは,

  • 利用時に目を離さない
  • 出来る限りキッチンの奥で子どもの手が届かない所で使う
  • 満水水位以上に水を入れない
  • 沸かしたお湯は使い切る

ではありますが,製品側の安全も求めましょう。

  • 本体転倒時のやけど事故の防止には給湯ロック機能付きのものがよい。

ひとひまは,象印製を使っていますが,きちんと給湯ロック機能付きです。お湯の出方が今ひとつではありますが,安全には買えられません。今ならさらに良い物が出ていますので,探してみてください。

以下の商品は沸騰時の蒸気レス機能もありさらに安心です。

子どものヤケドは,体にも心にも一生の傷を負わせてしまうので,安全優先で選んでください。