人生しょせん暇つぶし

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「奥が深いですね」って便利な逃げ言葉?

奥が深い

日本語の変化って面白いですね。 ひとひま です。

梶原しげるさんのコラムできになるものを見つけました。

梶原しげる:【258】若者達が最近よく口にする「奥が深いですねえ」という言葉にひっかかる | BPnetビズカレッジ | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉

実は「奥が深いですねえ」=「よく分かんないなあ」なのではないか。

 即ち、部下が上司に「その話題、パスで御願いします」という「やわらかい拒絶を表す若者言葉」の一種である。

日経BPネット

「奥が深い」 元の意味は「深遠であるさま。簡単には極めることができない様子。(実用日本語表現辞典)」とありますが,確かにもっと軽い感じで使われているような気がします。

なんとなくもう聞きたくな,という印象がでますね。とてもいい話が聞けた感じはない。

言葉は時代とともに変化するので,その時代に合わせた形になることは必要なことですが,話す相手の年齢層を考えないと,思わぬ誤解を招きそうです。 まあそもそもの意味を知らない可能性が高いので,その気付きもないのかな。

他のネタとしては,「香り」「匂い」「臭い」の区別でも盛り上がっています。普段何気なくテレビを見ていると,ほとんど違和感なく耳に入っているような気がします。日本語の感度が鈍くなったということでしょうか。

と,書きながらひとひま世代もまた上の世代から見ればおかしな日本語を操っているんでしょうね。こうして時代は流れていくということか。